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ハートのグラス


今日は、「ハート(8・10)の日」とのことらしいので。


IMG_-vagl1d.jpg


実家に帰省した時にはいった喫茶店の、素敵なグラス。


意外と持ちやすくて、ワタシも欲しいな、なんて思いましたが、

売り物ではないのが残念。



それではみなさま、

愛と狂乱と怠惰と邁進に満ちた、素敵な一日を!!





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Posted by  tsgmi on 10.2016 雑記   0 comments

探しものはナンですか…


夏なので、先日体験した、コワイ話でも披露します。



先週のある日、ワタシは会社のセキュリティカードを落とした。

え? やばいじゃん!

そうなの。やばいの。

気づいたのは、仕事を終え、後片付けをしていたとき。
うちのセキュリティカードは、会社が発行しているものではなく、ビル単位で管理されている。
ビルのオーナーさんから、階ごとに配布されるもので、歴代の会社や退職した人から引き継がれている。
何人もの手を渡ってきたカードは、半分折れ曲がりかけ、雑にあつかえば2つに割れてしまいそう。
ワタシは折れてしまわないよう、100均で買ったプラスチックの硬質名札ケース(首からかける入館証みたいなアレ)に入れて使っている。
ついでに自宅のカギもキーチェーンで一緒にくっつけてある。

で、カバンを見たら、名札ケースはあるものの、かんじんの中身がない。
カラ。すっかすか。向こう側が透けて見えてるYO!
いつからウチのセキュリティカードは、スケルトンになったんだ?
(ちなみに、自宅のカギはついてました)

財布を出す時に、中で抜けちゃったかしら。
他の荷物で押し出されたのかな??

一縷の望みをかけてカバンを漁ってみたが、影も形もスケルトン。

おおおおおおおおお落とした。これはどう考えても落とした。

帰るのが最後でなかったことだけが、せめてもの救い。
戸締まりできる人が、ほかにいて良かった。
でなかったら、だれか出社してくる翌日の昼近くまで、会社で夜を明かすところだった!

落としたとしたら、外だ。じゃあ、どこで?

家を出るときか。バスや電車で定期券を出し入れした時か。
一番可能性あるとしたら、カギ本体を出した時。家の前。
カギをかけながら、何かの拍子でケースから滑り落ちたのかもしれない。

けれど、私は、その可能性を半分も信じていなかった。

なぜなら。
心当たりがあったからだ。
道中、歩いている時、太ももに何かが当たって落ちた気がした。

立ち止まって、足下を見たけれど、とくに何もなかった。
ちょっと不思議に思いながら、気のせいだったのかと、また歩き出した。

たぶん、アレだー! 確実にアレだーーー!!

なんで! あのとき! もっと! ちゃんと!
地面を見渡さなかったのか!!
ああああああああしかも、それがどこだったか思い出せない!!!
ワタシのポンコツ記憶力ー!!!!


ひとつだけ、確実に言えることがある。

家の前では絶対になかった。それだけは覚えている。

道中で落としたのならば、見つかる可能性は低いだろう。
もし踏まれでもしていたら、確実におシャカだ。
親切な誰かが道路脇によけてくれているか、どこかに届けてくれているか。
落とした場所がわからないから、見当も付かない。

何度見直しても、カバンにないものは、ない。
重苦しい後悔とともに、思考をぐるぐるさせながら会社をあとにした。


落とした記憶があるってことは、家の前の可能性は低い。
見つかる可能性は低いけれど、帰り道、できるだけ探しながら帰ろう。


そう思いつつも、ワタシは縁ある神様に、心底からお願いした。
めっちゃ盛大に神頼みした。
(※姐さんズとゆかいな精霊たちではない)


「うおおおおお、カギ! 見つかり! ます! ように!!!

 神様、お願いぷりーーーず!!!


そうこうしながらの帰り道。

小姑おばちゃんにも聞いてみた。
四六時中ワタシに貼り付いてるなら、ワタシの行動を覚えているハズ!
ていうか、覚えててほしい!
ふだん、まったく会話なんてしないけれど、この際、使える者は親でも精霊でもなんでも使いたい…!

「おばちゃん、カギがどこにあるか知ってる!?」
「心配しなくても、ちゃんと家の前にあるわよ( ´_ゝ`)」

「うわあああん。あれがどこだったか、思い出せないよー」
「家の前にあるの。帰ればわかるわよ」
「いや絶対、あのときだって!だって太ももに当たったもんー!」
「だから家にあるって言ってるでしょ、バカな子ね!!!!(#゚Д゚)」
「ほんとにそうだったら、どんなにいいかと思うけどさ、けどさー!」
「人の話聞きなさいよ!!!」

自分から聞いておいてなんだけれど、小姑おばちゃんの言葉をまったく信じてなかった。
なにせ「何かが落ちた」という心当たりがある。
それが解消されない以上、素直に信じられないのである。

終バスを降りて、目を皿のようにして地面を(・・ )( ・・)しながら帰った。
家々の明かりもまばらな深夜。
視野がせまく視力の弱いワタシの目視は、微妙であった。

懐中電灯で徘徊するのもキケンだし、翌日明るくなってからのほうが得策かも知れない。
そう考えながら、重い足取りで階段をのぼり、自宅ドアの前までやってくる。

おばさんの言うとおり、セキュリティカードは、落ちていた。
気づいた誰かが置いたのか、目立たぬよう、隅にひっそりと避けてあった。

「だから言ったじゃない。ホントに人の話聞かないんだか$%&’=*>!(`Д´)」



あ、うん、えっと、うん、ごめん…。

え、何がコワイ話なのかって?

もしカードが見つかってなかったら、再発行だよ!
あのカード、再発行に、1万6千円くらいかかるんだよ!

いちまん、ろく、せん、Yen!!!!!


コワイでしょ!!????

もちろんセキュリティ関連もコワイですハイ。
見つからなかったら、ほうぼうに迷惑かけるところだった。
危なかった。ほんと危なかった。

玄関前で、ワタシが落としただけ


という単純な話。
なのかもしれないけれど、
神頼みした手前、ちゃんとお礼もしておきましたですよ。


ところで。
無事に見つかって、良かった良かったなわけですが。

じゃあ、
「太ももに当たって落ちた何か」は、
いったい、なんだったのだろうね?


一度も「家の前に落ちている」「家で落としたのよ」とは言わなかった、小姑おばさん。

落ちた何かは、どこへ行ったのか。
カードとは別の物だったのか。
そもそも本当に何かが落ちたのか。
あのとき感じて立ち止まった違和感は、なんだったのか。



今のところ、身の回りの持ち物で、他になくなっている物はない。



Posted by  tsgmi on 08.2016 幻想現実譚   2 comments

プロフィール

 tsgmi

Author: tsgmi
はぐれ魔女。
あるいは、矛盾の錬金術師。
本業は編集デザイン。
たまに、ないると名乗ります。

ときにカード鑑定してみたり、天然石やハーブをつかって妖しげな術をしてみたり。
たいていワタシのほうが右往左往しています。何か手助けが必要な際は、遠慮無くお声がけを。

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