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続・続・時間旅行


お正月に帰ったばかりですが、有給消化の名目で金曜にお休みをとり、
この週末に実家に帰っておりました。

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伊豆の車窓から(笑)


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我、来たれり。

これ、駅の改札口なんですが、何年か前に、改装されてこうなっておりました(笑)
なんだか博物館の出口みたいです…(笑)

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黒船を模した遊覧船。
1周20分で下田港を周遊してくれます。学生の頃に一度乗った以来。


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黒船&海上保安庁の船が並んで停泊していて
「開国シーテクーダサーイ!」VS「オカシナことするんじゃねーぞ(牽制)」みたいな絵面で思わずパシャリ。



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知らぬ間にパワースポットと呼ばれるようになっていた、寝姿山の一部です。
写真では見切れていますが、左側にはロープウェイや展望台、縁結びで有名な(らしい)愛染明王の奉られたお堂があります。
ご本尊は鎌倉から来た由緒あるものらしく、下田の観光名所の1つになっています。

サイトや雑誌なんかでよく地元の人たちにも信心されているとか書かれていますが、町寄りの人たちは、そうなのかなー?
お堂が出来たのは私が生まれる少し前、と比較的新しいものなので、私の実家がある山側の住人たちからは、信心どころか新参扱い。
ありがたみのカケラもなく、子どもの頃からけちょんけちょんに言われております。
多分、そばに伊豆最古の有名な神社があるからでしょうかね…。


ところで。
この山のとある場所に、地元の人しか知らない…もしかしたら、今ではもう地元の人も知らないだろうお不動様がいらっしゃいます。
というか、いらっしゃいました、かもしれません。

今どうなっているかは、わかりません。
知っている世代の人間はほとんど亡くなっていて、下の世代には伝わってはいないだろうと思います。
ここで生まれ育ったうちの母も知りませんでした。

ではなぜ私が知っているか、というと。
とても小さい頃のことです。
ある日、弟と私は、祖母と近所のおばあさんに連れられ、そこへお参りに行ったことがあるからです。

舗装された道があるわけでもなく、お堂があるわけでもなく。
何もない木と土と岩だらけの獣道。
木や岩の間、地面に深く刺した杭、それらをつないだロープ。
足を滑らせたら、そのまま下まで滑り落ちるか、途中の岩に体を打ち付けて無事では済まないような、絶壁のような山肌。
細い綱をたぐって、這うようにして頂上付近まで登って行った先に、ひっそりと石像らしき何かが置かれていたのです。
そして、祖母たちに促されて、手を合わせてお参りをしたことを覚えています。

行きは、登る体力が要るのがただキツイだけでしたけど、帰り道が、死ぬほどこわかったよ!
おばーさんらも、お供え物と花と、道をかきわける鎌と、おにぎりしか持ってないし!
安全靴とか、ロープとか何も持ってないし!

いつ落ちて死ぬかって恐かった印象しかないよ…!
80すぎの老女2人と、10歳前後の子ども2人でよく登ったよね!!!

というか、よくそんなとこに、子どもを連れてったよね…!!!!

あのまま修験道とかの修行でも出来そうな勢いの怖さだよ!
山岳信仰ってみんなそんな感じなんでしょうかね!?

たぶん、一部の人たちの間だけで伝わって、なんらかの信仰をしてたんだと思うのだけれど。
ネットで検索しても、それらしいことはひと言も出てこないので、あんなとこ、今はもう訪れる人もいないんじゃないかなぁ…。
頂上付近、写真の紫でかこったあたりのどこかなのだけど、小さかったのではっきり覚えていません。
郷土資料館とか行ったら、何かしらわかるのかしら???



さて、話を変えて、のどかにいきましょう。
実家のお庭には、花の蜜や実を食べに、雀やメジロ、ヒヨドリが遊びに来ます。

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ボケのお花と雀さん。



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うぐいすかと思ったら、メジロさん。


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お正月に美味しそうに実っていたキンカンは、今回帰ったら、ヒヨドリさんに全て食べられ、全滅しておりました(笑)



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昔よく祖母がつくってくれたお団子。
子どもの頃のおやつと言えば、これでした。
砂糖とお醤油で煮詰めただけの、とてもシンプルなものですが、久しぶりに食べたお団子は、とても懐かしい味がしました。

実家が観光地だと、帰省するのもちょっとした旅行気分ですね。

海も山も温泉も揃っている良い土地ですが、逆を言えばすべてそろっているため、
あまり旅行に連れてってもらったことがありませんでした。
子どもの頃はそれが少し不満でしたが、今はなんとも贅沢な不満だな、と思います(^^;)

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Posted by  tsgmi on 16.2015 雑記   0 comments   0 trackback

続・時間旅行


先日のおひな様に引き続き、年始に実家で発掘したものの写真です。


戦時中に亡くなった祖父が描いていたという絵皿。

包んでいる新聞は、昭和40年代のものです。
しまうときに包み直したようですが、それももうボロボロです。

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たぶんこれは描き途中のもの。

私がこれを見たのは、おひな様同様、初めてです。
祖父の作品は、子どもの頃に祖母のベッドの側に飾ってある大皿に描かれた、不死鳥しか見たことありませんでした。

画家だったという祖父は、生前は優雅に絵を描いて暮らしていたそうで、母がお腹の中にいる間に、戦争で亡くなっています。
というか、戦争にいっている間に母がお腹に宿っていることが発覚したので、祖父は、母の存在すら知らずに亡くなったそうな。
母も私たち子どもも、祖父の顔は白黒の写真でしか見たことがありません。
ですので、あまりピンとこない、というのが正直なところ。

祖父の家はとある名家の長男で、避暑に来た先で祖母と知り合い、恋に落ち結婚。
という、話だけ聞くとなんともハーレクインのような、ロマンスに満ちたお話ですが、
実際のところ、話を聞いているとそうでもなかったらしく。
本家の長男のお嫁さんという立場にもかかわらず、
親族からは、どこの馬の骨(それでも伊豆ではかなりのお金持ちのお嬢だったのですが)と蔑まれ、
戦時中という境遇下もあって、ひたすら女中扱いだったそうな。

そうとうなお家柄だったそうで、戦時中は、やんごとなきお方の近衛兵をしていたそうなのですが(きっとお金を積んだにちがいない。←偏見)、終戦間際に人が足りなくなり、今回だけというお話で物資の輸送船に乗り込み、フィリピン沖で爆撃を受けて船と共に沈んでしまったと聞いています。
戦争に行くというのに、輸送船に、趣味の眼鏡を6つも持ち込んだ、というのだから、物見遊山気分のそうとう舐めたお坊ちゃまだったのだろうな、と思います。
祖父が乗った船が何だったのかはわかりませんが、先日フィリピン沖で発見された軍艦のお話を聞いて、子どもの頃から聞かされていた、そんな話を思い出したのでした。

あと1~2年、戦争が早く終わって祖父が生きていたら、うちの一族も今とは違う生活をしていたのでしょうかね。
東京の空襲でいろいろ焼けてしまったそうですし、母は少しだけお付き合いがあるようですが、わたしら子ども世代はあちらの親族とほとんど面識がないので、いろんな話を聞くも、どこか他人事のような気がいたします。

普段あまり自分のルーツを考えたりしないので、お墓参り以外で、祖父やご先祖の痕跡を知るというのは、どこか不思議な感覚でありました。


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こちらのおひい様も、今年初めて見たもの。
うちの家系とは関係ないものですが、ちょっと面白い曰くがあるので、ご紹介したくなりました。


これは20ン年前に、母が友人とおそろいで買ったものだそうです。
で、関東にいる間に何度か転居したり、その後実家を建て替えしたり、とバタバタしているうちに、飾る機会をのがしていたそうなのです。
ええ、20ン年も。

さて、母と一緒にこの人形を買ったご友人。
霊能者として看板を掲げても遜色のない能力を持った人です。
その人が先日、母に言ったそうです。

「ねえ、あなた、前に買った人形どうした?」
「しまってあるよ」
「あのね、その人形が夢に出てきてね」
「ええ?」

いいかげん、飾ってくださ~~い(´;ω;`)
 って泣いてたわよ」

だそうな。


わたし、この話を聞いた時、爆笑しました。いや、不憫で。

そりゃあ飾って愛でられるために作られたのに、暗い箱の中に20ン年もしまいこまれたら、しびれをきらすってもんですよね!
しかも、こんなに可愛くてきれいな、おひい様なのに…!
ていうか、20ン年も忍耐強いな、おひい様!

なんかもう不憫なので、おひな様を出した時、金の屏風の前で一緒にお写真を撮ってあげました。

すその黒いつぶつぶは、ホコリではなく暗色のラメなのですが、携帯だと綺麗に出ませんでした。
20年たってるとは思えないほど、とても綺麗なお人形なのですよ。
もう本当に不憫です。
というわけなので、みなさまにも愛でていただけたら、お人形も喜ぶかと。



さて、最後はうちのお庭に来ていた鳥さん。
キンカンが大好物だそうで、私が食べる分を残してはくれませんでした(笑)

なんの鳥でしょうか。
鳥って揺れる枝に器用に留まって、上手に実を食べますよねー。

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連日訪れる彼らにキンカンは食べられてしまいましたが、なかなか良い写真が撮れて満足です。




Posted by  tsgmi on 10.2015 雑記   1 comments   0 trackback

ひなまつり



今回はお人形写真いっぱいなので、苦手なかたはブラウザバックでどぞ。








本日は、ひなまつり。

ということで、我が家のおひな様をご紹介したいと思います。


年始のお休みに実家に帰った際に、出してまいりました。

実はこのおひな様ですね。私が生まれたときに買ってくれた物なのです。
母曰く、それ以来、一度も出したことがなく…!(多分…)
私は赤ちゃんの頃に抱っこされている写真の背景に写っているものしか見たことがありません。
実物を見るの、私も初めてだったのです(*゚д゚*)

さすがに7段飾りを、老女と惰弱な私の2人で出すのは場所も体力も無理…ということで、お内裏様とおひな様のお二方だけを居間に飾りました。

30ン年ぶりのおひな様、それではご紹介。

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30ん年ぶりにしては、まったく劣化していないの、すごくないですか!?(;゚Д゚)

さすがに巻いていた紙のあとが、おぐしに少しついておりますが。
飾りも衣装も、まったく傷んでおりません。
湿気の少ない伊豆の納戸にいたおかげでしょうか。


こちらは木目込み人形の7段飾りです。
今年、母と2人でいろんなデパートの特設会場で展示していた7段飾りを見たのですけれど、
今はシャープな顔立ちのおひな様やお内裏様が主流なのですね。
こんなに大きくてぽってりしたタイプは、ほとんど見かけませんでした。
パタリ…いえ、なんでもありません。

時代の流れを感じます。

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台座がないので、長机の上に飾ったのですが、それでもなかなかの大きさです。
これだけでも十分…!



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こちらの2足は7歳の時の七五三ではいたもの。従姉のお下がりなので、汚れも目立ちますが、それでもまだ現役でいけそうな美しさ。
昔の物は、本当によく保ちますねー!(;゚Д゚)


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がしかし、箱にまいてあった紙は、さすがに劣化しています。年代を感じますね。
30ン年というか、実質40年のほうが近いですからね…(遠い目)


今年の帰省は、ちょっとした時間旅行のようでした。





Posted by  tsgmi on 03.2015 雑記   0 comments   0 trackback

プロフィール

 tsgmi

Author: tsgmi
はぐれ魔女。
あるいは、矛盾の錬金術師。
本業は編集デザイン。
たまに、ないると名乗ります。

ときにカード鑑定してみたり、天然石やハーブをつかって妖しげな術をしてみたり。
たいていワタシのほうが右往左往しています。何か手助けが必要な際は、遠慮無くお声がけを。

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