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で、ベリーダンスってなんなの?


ベリーダンスは、
「露出の多い衣装を着て、性的アピールをする踊りでしょ」

という誤解がまだまだ根強い踊りです。

実際にワタシも言われたことがあります。
うん、露出が多いのは確かにそうだけれどね。

女性性を意識した踊り、ダンサーさんが多いのも確かですが、
世界中に男性ダンサーさんもたくさんおられますし、元は民族舞踊が混じりあっていたりします。
性的アピールどころか、まじめにやろうと思ったら内的エネルギーと音楽と筋肉のスポ根ですよ。
(そういうシーンを描いた曲や踊りももちろんありますが)

さて、じゃあベリーってなんなのよ、というお話なんですが。

「誤解が広まったままではいけないから、シェアしていいよ!」
と言ってくださいましたので、ここはひとつ、
ワタシの浅い知識より、ちゃんと研究をしております、わたしの先生の記事をご紹介しましょう。

え、手抜き?わーい、tsgmi、手抜き大好きヾ(*´∀`*)ノ

うちの先生は、ダンスのテクニックだけでなく、レッスンで使用する曲の作者についてや
音楽、文化的背景、参考動画の情報などなど惜しみなくシェアしてくださいます。
とても素晴らしい先生に出会えて非常に幸運です。

入ってすぐ、第一線で活躍する方や世界的大スター、
○○の創始者と言われている方のショーやワークショップの機会に恵まれ、

>それに、せっかく本格的にオリエンタルダンスをやるのだから、
>文化やアラブ音楽のことなども理解している本場に近いダンサーさんから教わりたい。
(過去記事からの引用)

という当初の願望に近い場所を見事引き当てたわけですが、

さすがだな!さすがワタシだな!!!!!
(唐突に自画自賛をぶっこんでいくスタイル)


えー、ワタシの思い違いは置いといて、
すばらしい記事のご紹介といきましょう。


●一般的なベリーのイメージに対するお話。
【ベリーダンスってハーレムで王様を誘惑するために踊られていたダンスなんでしょ?】 さあ、本当かな??というおはなし。
https://rakssharqui.blogspot.com/2018/11/blog-post_8.html


●今のベリーダンスのスタイルになったといわれるアメリカンキャバレーについては、こちら。
【American Cabaret 「アメリカンキャバレースタイル」日本語訳⑴】
https://rakssharqui.blogspot.com/2016/12/american-cabaret.html

●男性ダンサーさんもいるよ!
【Devによる、男性ダンサーTarik Sultanのインタビュー:日本語訳】
https://rakssharqui.blogspot.com/2015/04/devtarik-sultaninterview-by-dev-of.html?m=1


他にもご紹介したい記事は山ほどあるんですが、興味ある方はぜひ先生のブログを遡って読んでみてください。

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Posted by  tsgmi on 09.2018 ベリーダンス   0 comments

心のプレイヤー


先月、「即興ダンスの組み立ての極意」というワークショップに参加してきました。

海外のレコード会社がスポンサーのコンペティション日本大会と、
著名なゲストダンサーやマスターティーチャーを日本に招いたダンスショー&
ワークショップ祭(良い言い方が浮かばない)を、うちのスタジオが主催していたのです。

DSC_2363.jpg


世界の第一線でオリエンタルダンス界を牽引してきた
名だたるダンサーさんたちのショーとワークショップ。
こんな機会を逃す手はありませんね!
毎週末イベントが目白押しすぎて、さすがに全部に参加するのは無理でした。


ワークショップは大概、
ターキッシュ・ロマ・トライバルフュージョンなどなど特定スタイルのテクニックや、
ベールやソードなど道具の効果的な使い方、
著名ダンサーさんによる振り付け、的な内容が多いので、
”即興で踊るためのノウハウ”というのはかなりレアな部類だと思います。


即興で踊れるというのは、基礎がしっかり出来てこそだとワタシは思っています。

曲と、お客さんと、場の状況。場合によっては楽器や演奏者。
いろんな要素を取り込んで咀嚼して、
自分の中から瞬時に最適なものを引っ張り出して、形作る。
流れるように紡ぎ出して踊るのは、
自分の中にたくさんの引き出しがあって初めてできること。
過去何度か、自由なスタイルでダンスを披露させていただく機会を得て、
そう痛感いたしました。

引き出しに何も入ってないと、上手い下手とか以前に、本当になにもできないのですよ。
何かしらを継ぎ合わせれば、そりゃ踊りのような「何か」にはなるけれども。
出来る範囲で精一杯つくりあげてみましたけれども。

もちろん、曲と雰囲気に体を委ねてただ自由に踊るというのも有りです。
思うままに動いて、体の声を聞いて、内面を表現する。
それもすてきな1つの踊りですよね。
楽しいし。何より気負わないでいいし。

けど、それだけでは足りないな、と思うのです。
自由というのが、ただただ好きに動くだけなら、それはベリーである必要がなく。
フュージョンとか、創作ダンスとか、リチュアルダンスとか、
コンテンポラリーとか言ったほうが近いのかな、という気がします。
少なくとも、ワタシが踊れるのは、そんななんちゃってベリー風創作ダンスでした。

今のワタシのレベルでは、即興ダンスのワークショップは、
まだまだ参加したところで実践で即活かすのは難しいです。
ぶっちゃけ半分もついていけない。
実演されても、何をやってるのかわからないというか、
なんなら、どこがわからないのかさえわからない。いやほんと。

それでも、エッセンスだけでも吸い込めたらいいよね、と。
今すぐには活かせなくても、見聞きして吸い込んだ教えは、ワタシの中で養分になります。
いつか実力が追い付いた時に、実になるはずです。
きっと。たぶん。そうであったらいいなって思いたい!

まあそんなワケで。
高校生のクラスに小学生が混じってるみたいな感じで、
めちゃくちゃ動きのたどたどしい残念な子が場違いにも一人混じって踊ってきました。
心で半泣きしながら踊ってましたよ!ついていけなさすぎて悔しかった!

当然全てを理解することはできませんでしたし、
通訳無しの部分はほぼ聞き取れませんし、
半分くらい教わったステップ忘れてしまったんですが。
それでも、大事な部分はしっかり学んで来れたと思います。

DSC_2362.jpg



今回のマスターティーチャーはワタシの先生の師匠の一人でもあって、
開場前に「彼女はワタシの生徒よ!」と紹介してもらっていました。
ですので、ワークショップのあと、超勇気を振り絞って、今日のお礼を伝えにいきました。
片言の挨拶と、伝えたいことをスマホのGoogle翻訳画面にしたためて!!

で、見せようとしたらスマホがフリーズした!
そして落ちた!なにそのタイミング!バカー!
ちょうど隣にいた、うちの先生が助け船を出して通訳してくれました。
ありがとう先生!いい人すぎる!好き!


ちょっとした雑談(先生が通訳してくれた)のあと、
こんな言葉を贈られました。


「あなたは心にダンサーがいるのね」



これ、最高のエールじゃないですか????
ものすごく素敵な言葉じゃないですか???

心に、ダンサーがいる、って。

もしかしたら超初心者が紛れ込んじゃったゆえの優しいリップサービスかもしれないし、
生徒さんたちみんなに言っているのかもしれません。


でも、経験者とか、初心者とか、プロとか、アマとか、上手いとか、下手とか、
そういうことに関係なく、
「あなたも一人のダンサーである」
と示してもらったこの日を、この言葉を、わたしは忘れないと思います。

これからどれだけ上達できるのか、何を目標にしていくのかまだ全然見えません。
けれど、ワタシの中のダンサーを、大事に育てていきたいなと思います。


誰にだって、大事にしたい何かがあって、それを表に出したくて
それが正しいことなのか、自信なんか全然つかなくて。
あるいは、何かを見つけたくて見つからなかったり、
たどりつけそうもなくて、ひるんでしまったり。

自分の中に、たくさんのなりたい何か・誰かを抱えて、
浮き上がったり沈んだりしながら、日々を送っているのではないかと思います。


そんな自分を認識するのは、ちょっとしんどい時だってあるのだけれど。

それでもさ。

アマチュアだとか、プロだとか、上手いとか、下手とか、
価値があるとか無いとか、役に立つとか立たないとか、
経験年数とか、未経験とか、年齢とか、自己満足とか、
そういうことはとりあえず置いといてさ、

みんな心にもっと、
ダンサーとか、クリエイターとか、料理人とか、
歌手とか、演奏家とか、落語家とか、スナイパーとか、陰陽師とか、

好きなだけ自分なりの心のプレイヤーを持って、育てていければいいよね。


みんなの心には、どんな「プレイヤー」がいますか?


Posted by  tsgmi on 24.2018 ベリーダンス   2 comments

れっすんルーム完備的な何か


ようやく涼しくなってきましたので、
ちょっとずつ荷物整理を再開しようかと思ったり思わなかったりの今日このごろ。

レッスンルームにしようと目論んでいたこちらの3畳のお部屋。


DSC_2269.jpg






こんな感じになりました。







DSC_2332.jpg   

とりあえず棚には、ベリーのDVDや雑誌、衣装に使う小物やアクセサリーなんかをしまおうかなと。







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スカーフや小物の配置なんかは、そのうちまた手を加えることでしょう。
今は、とりあえずあるものをそこにおいた状態。



DSC_2331.jpg

反対側は、練習用のヒップスカーフやベール置き場。
弟くんにもらったヨガマットも一緒に。

横にも鏡を置くことで、正面とサイドから姿勢のチェックができるようにしましたイエイ。
いえ、単に他に置き場が無かっただけです。理由はあとづけです。



DSC_2328.jpg

写真の反対側に廊下につながるドアがあるんですが、隣の部屋とも引き戸でつながっています。

今は荷物が積まれていて通り抜けできません。
そ、そのうちそのうち…。年内には…。


あと、あれね。
お気づきの方もおられるかと思いますが、
前の前のおうち、窓の位置が高かったから、カーテンの裾があまるんだ…。
でも買い換える予算はないので、しばらくこれでいきます。
日を遮り視界を遮るという目的はしっかり果たしているので、贅沢は言ってられません。



正直十分な広さとは言えないですけれど、一人で練習する分には申し分ありません。
以前は、4枚目の縦長の鏡でちまちま練習しておりましたので、
両手を広げて全身が入る鏡の前に立てるだけでも全然違います。

きちんとした床と一面全部が鏡張りのスタジオには比ぶべくもないですが、
レンタルスタジオはいつでも希望の時間に予約がとれるとは限りませんし、
土日はお値段も割高。
いつでも好きな時にお家で練習できるというのは、非常に便利だし贅沢だなと思います。


お教室の先生はとても丁寧で、
記憶力の悪いワタシにも、根気よく基礎を繰り返し教えてくれます。
ものすごく教え上手なんじゃないかと思います。
なにより、あれを言わない。
「前に教えたでしょ」「なんでできないの」
うわさの生徒のやる気を絞め殺し、自信喪失させるナンバーワン・ワード。

ダンスは筋肉や体感も鍛えていかなければテクニックも身にきません。
というのを踏まえてくださって、
前より出来るようになったことをその都度褒めちぎってくれるので、
こちらもガシガシ、モチベーションがあがります。

たまに基礎の中に、
「これは初心者には難易度が高いのでは…?」
みたいなテクニックをぶっこんできて、お、お、っと苦戦していると、
「tsgmiさんは進みが早いから、スパルタでいこうと思って。ちょっと難しいのいれちゃたー。えへへ」

と、しれっと添えてきます。

スパルタと言いながら、決してきつい物言いではなく、穏やかに難易度を上がてくるので気が抜けません。
自分の進み具合が実際どうなのかは、自分ではわかりません。
でもそう言われると、なんかすごく成長している気がしてきます。
やべー。ワタシ、もしかしてすごくダンスのセンスあるのでは???
みたいな気になってきます。なんてチョロい女だ。

ほんともう褒め上手・持ち上げ上手すぎて、
ダンスだけじゃなくて、そのコミュニケーションスキルも習いたい。
いやほんとマジで。


最近では教えてくれる教室が少なくなっているという
ジル(フィンガーシンバル)も最初からレッスンに組み込んでくださっているので、
大変に良いお教室とめぐりあえて幸運です。

ちなみにフィンガーシンバル使うダンスは、こういうやつね。
https://www.youtube.com/watch?v=IuJ2jXJ6qvY

ジルを叩きながらの踊りは、
いかにもオリエンタルダンス!という感じで非常にテンションあがります。

が!見ると聞くとは大違い。

慣れるまでは、シンバル叩きながら歩くだけだって難しいんですよ。激むずですよ。
別個には出来ているようでも、振り付けとリズムを一緒にすると、とたんにボロボロ。
どっちかがどっちかにつられてしまいます。
見ただけで真似して、本番で突然披露するマンガのキャラクターのようには、もちろんいきません。
ある日突然覚醒しないかな!するわけないね!



そんなある日のレッスンにて。

先生「ここの曲の終わり、本番では適度なとこでカットするから安心してね」
われ「あ、はい。わかりま…???本番????」
先生「本番」
われ「…本番?」
先生「本番」
われ「本番!!!??!?」
先生「本番!」

い、いつのまにか、
11月ごろにレストランデビューすることが決まっていた…。

しかも2曲とか。
うち1曲は、ジル叩きながら。

われ「え、え、3か月??間に合いますか!???」
先生「tsgmiさんなら余裕だよー」


そこはおだてないでいいので、現実のレベルの話を…!!!!!!!



11月のいつごろか、決行日は未定なんですが、
月頭だったら、あと2か月ないかもしんない。


やばい。超やばい。



Posted by  tsgmi on 13.2018 ベリーダンス   0 comments

中東舞踊をみてきたよ


先週の金曜、中東舞踊のショーをみて参りました。

世界各国で活躍しているマスターティーチャーの日本初来日。
来日されたのは、レバノン系ブラジル人のダンディなおじさまガビー・シバ氏。

ベリー以外の中東舞踊があまり広まっていない日本では聞き慣れない方ですが、
海外ではフォークロアの指導者として、とても高名な方だとか。
数カ国にわたり中東舞踊スクールと自身の舞踏団をもち、
公演やワークショップを行う、偉大な舞踏家で、振り付け師で、
数々の有名ダンサーを育てた指導者でもあるのだとか。
その功績を讃えられ、今年4月には、エジプト政府文化省から功労賞を授与されたそうです。

私が通っているスタジオの主催の先生が春に1か月くらいエジプトに行ってたんですが、
その時に彼の公演に出演しまして、その縁で実現したとか。

そんなすごい方が次いつ日本に来られるかわかりませんので、
仕事なんか適当に切り上げ…違った、超速で終わらせて会場へ向かいました。

開演時間2時間、怒濤のひとときでした。
全20曲以上の演目。

色とりどりの衣装と、メリハリの利いた音楽、
陽気で軽快な中東舞踊のステップ、プロダンサーのしっとりとしたベリーダンス。
それが次から次へと移り変わる。
しかも、主役のガビーさんは、20曲中9曲に出演。
15分休憩を挟んだとはいえ、長丁場なのに、見ていてまったく飽きません。

途中で衣装の紹介があったのですが、ベドウィンをモチーフにした衣装がとてもすてきで。
体のラインにそった、露出の少ないシンプルでスッキリしたデザインなのに、
1着に使う布が10メートルとかで、どういうマジックかと思いました。
体の全面いっぱいに縫われた刺繍も1つ1つ違うモチーフ。
デザインも自分で考えるとか、どれだけ多彩なんですかすごい。

あっというまの2時間で、凝縮された夢のような時間でした。
今まで発表会兼ショーみたいなのしか見たこと無かったので、
これが世界で活躍する超一流のプロのショーかとドキドキしました。

すごい熱量の素敵な舞台に刺激されて、
客席ではなくて、いつか向こう側に立ちたいなって思いました。


で、余韻もさめやらぬうちに、翌日のレッスン日。

レッスンルームに入ると、大きなトランクがどかどかっと置かれてました。
主催の先生がまた海外公演に出るのかな?と思って眺めていましたら、
ガビー氏の日本滞在中の荷物だとか。

(なんと…あの煌びやかな素敵衣装があの中に…)
とかちょっとドキドキしたのはナイショです。

「今ちょっと外に出てるけど、そのうち戻ってくるかもね」

と、ワタシの先生。
終了間際にホントに戻ってきました。

昨日舞台の向こうでみた世界の巨匠が、目の前のリビングにいるの。
どういう光景だ。
まさかすぎる。

先生に昨日のショーの感想を聞かれたとき、
興奮しながら「直接言えたらいいのに!」って言ったんですが。

ちょっと待って!いるよ!今!目の前に!!!!

って見ているうちに目が合って、めちゃくちゃ気さくに話しかけてくださったんですよ。



よし!いけ!今だ!!!!


「らすとないと!show!ワンダフル!ふぁんたすてぃっく!」


英語力、ゼロすぎた…。
めっちゃパニクった片言、というか、もはやひらがな発音で、
最っっ高に頭の悪い感想しか言えませんでした_| ̄|○

でもきっと伝わってる!はず!!!!

先生が、
「彼女は昨日ショーを見に来たんだよ。すごく感動してたよ。あと英語全くできないよ!」

的なことをフォローしてくれました。
ありがとうありがとう先生。

いんぐりっしゅと、おーでぃえんすしか聞き取れなかったけど、きっとそうだと信じてます!


帰り際、ついでに先生に泣きつきました。

私「せせせせせせ先生~!!!ヽ(;へ;)ノ

 ”お会いできて良かったです”って英語でなんて!!?!?
 Good to see you? Nice to meet youはもう遅いし。
 帰り際に言いたいですー!!」

先「Lovely to see youだね」

私「らぶりーとぅーしーゆー!? ですね!? おーけー了解!!!」



私「ら、らぶりーとぅーしーゆー!」

ガ「@:♭Σ∵*∞☆(何言ってるかわからない)(^з^)ノ-☆Chu!!」



投げキッス返ってきた。


さすがだ。さすがすぎる。


おまけを含めて、本当に素敵な2日間でした。



ところで帰るときまで、パニクりすぎて、
主催の先生へのSee you next weekも2回くらい噛んだ。

英語はなす場面になるとまずパニクるの、ほんとどうにかしたい…



Posted by  tsgmi on 22.2018 ベリーダンス   0 comments

もう一度、はじめから。(2)

前回のつづき。

ベリー海の浅瀬で数年もパチャパチャ水遊びしていたワタシ、
本格的に海に潜ろうとついに一念発起。
3月から、本格的にベリーダンスを習うことにした。

自分の性格上、自宅から通うのにメンドクサイ立地にあるところは、
確実に行くのがいやになるという理由で(ここ大事だよ!)、
地元駅近辺か、定期券で通える範囲で探すことにした。
交通費もバカにならないからな。

いくつか候補を見つけたのだけれど、どうにも腰が上がらない。
いいなと思っても、ワタシの通える曜日のスケジュールでは初心者クラスがなかったり。
やたらイベント参加ばっかしてるところだったり。
特に紹介写真で、お揃いの衣装ばっか着てるとこも避けた。

イベント参加はすごくお金がかかるのだ。参加費もレッスン費もだが、何より衣装が高い。
「各自手持ちを駆使してなんとかしてね」とかなら安物かき集めることも出来なくないが、
「全員で衣装そろえよう♪」とか言い出された日には地獄だ。
衣装だけで数万飛んでいく。

場合によっては参加費と称して観客確保のためにイベントチケットを購入させられ、
「友達に売りつけてね!」なんてところもある。
オソロシイ。ああなんてオソロシイ。

ワタシに売りつけられる友達がいるとでも!!???!!?

ていうか、チケット売りつけるって、良くて数回じゃない?
何年も続かなくない?
またあいつチケット買えって言ってきたよ、みたいな、
宗教とかマルチの勧誘みたいな目で見られなくない???????

もちろんイベントは強制参加ではない。出る出ないは自由だ。
自由だが、必然的にレッスン内容がイベント向けにかたよるので、不参加者はちょっと肩身がせまい。
いたら出ざるを得ないし、踊りを覚えれば出たくなるに決まっている。

あと、出来るだけ1クラスが少人数制のところを探したい。
ここ重要。本当に重要。

大人数のところは、一人一人丁寧に見てもらえないというのもあるし、
レベル差が開いて、ついていけない者は無情に置いてかれる。
世界はできない者に合わせはしないのだ。

ただでさえ「すでに出来上がったグループに後から入る」という
豆腐メンタルにとって死にも等しい試練が待っているのに、
アウェイ感ただよう大人数の中でついていけずにワタワタするとか、
自信喪失して泣き帰る未来が見えている。

というか実際、去年の初夏に一瞬だけ通ったスクール系クラスがそうだった。

開始10分で半泣きになって、レッスンを受けた。
超入門クラスだというのに基礎の時間が少なく、なんか難易度高い振り付けがどんどん進んでいった。

その後、残りのチケットでヨガクラスとフラダンスのクラスに数回出て、チケット残量が己の通える範疇を越えた時点で辞めた。
(所持チケット内なら、どの系列校、どのジャンル、どの曜日、どのクラスに通ってもいいとこだった)

ダメなら辞めればいいだけだが、ポンポン変えては入会金がもったいない。
無駄に挫折感と敗北感も積まれていく。

それに、せっかく本格的にオリエンタルダンスをやるのだから、
文化やアラブ音楽のことなども理解している本場に近いダンサーさんから教わりたい。

大変に生意気な思考だが、子供の頃、
家元の直弟子の先生に琴を教わり、家元のお宅で練習会などに参加していた経験が尾を引いて、
カルチャースクールや傍系のお教室との、教われる内容、触れられる世界の違いを考えてしまうのだ。
(もちろんそれぞれが素晴らしい先生なのは理解している)


とにかく決断は、慎重に下さなければならない。


だらだらサイトを検索を繰り返しても
過去候補にあげたところを見返しても、
行きたいところが見つからない。
どんどん時間がすぎていった。

そんなある日。

天啓が舞い降りた。

「乗り換えなしなら良いのでは?」

幸いにして今の家に越してきてから、地元駅から会社まで電車1本である。
ただでさえ、バスで地元駅に出るというメンドクサイミッションをこなしているのに、
さらに乗り換えるとかメンドクサイメーターが一気に跳ね上がる。
考えただけで行く気がしぼむ。

だが、地元駅の沿線上ならばどうだろうか。
とりあえず電車に乗りさえすればいいのだ。

さすればあとは、20分だろうが1時間だろうが、座ってれば目的駅に運んでもらえるのだ。
なにそれ超楽じゃない?

むしろなんで今までその発想が出てこなかった?

よし、捜索範囲を先まで伸ばすのだ。

すると、1つの記事が目に留まった。
とある先生のレッスン紹介の記事だった。

創設者の先生は中東系アメリカ人のダンサーさんで、日本に来て15年。
少人数制で、なんと英語でレッスンのクラスがあるとか。
ダンス習いながら、英語の勉強にもなるよ!みたいな記事だった。
なにそれしゅごい。
お教室のサイトも見にいったが、かなり本格的に教われそうなところだった。

基本は月謝制だけれど、単発チケットもOK。
相場より若干高かったが、飲み物、ヒップスカーフや小物などのレンタル料込というので妥当だろう。
仕事で毎週は通えないかもしれないワタシでも、単発で予約していけば、イケる。

さっそく体験の申し込みをしてみた。

スタッフの先生から帰ってきたメールは、主催の先生の英語クラスだった。
英語わからなければ、日本語クラスも紹介できますよ、と添えられていた。

英語も勉強できるよ、じゃねえ!
英語がデフォじゃねえか!ぎゃーーーーー!!!


どこにも通えない間、うだうだとyoutubeさんとか海外版のDVDで自己流で練習してきたワタシ。
英語がわからなくても、動きを真似すればいいじゃん?
とか甘っちょろいこと考えていた、そんな時代がありました。

はっきり言おう。浅はかだった。

(ちゃんと教わり始めた今だからこそわかるが)
インナーマッスルの使い方がなにより重要なベリー。
どこの筋肉をどう動かして、重心はどこを意識するか、
姿勢をたもつのに力を入れる場所はどこか、あるいは力の抜き方はどうするか。

たとえ言葉がわかっても一朝一夕では身につかんし、説明も複雑だ。
見よう見まねでは、そこらへんの最も大事な部分が抜け落ちてしまう。

がっつり基礎をやりたいのに言ってることがわからんのでは意味がない。
日本語クラス(日本人)を紹介いただいて、体験に行ってみることにした。



当日、指定された場所に行っておどろいた。

個人宅だった。


通常、ベリーのお教室はどこかのビルを借りているか、時間貸しのレンタルスタジオをキープしているところが多い。
個人宅もないわけではないが、たいていはプライベートレッスンとして使用されるので、非常に割高だ。

あー。あー。なつかしいこの感じ…!
なんかお琴習ってた頃を思い出すね!
習い事といえば、個人宅!

お家のドアを開けた。
お部屋の1つが、鏡張りのレッスンルームになっていた。

日の当たる窓際の床には、おネコさまが日向ぼっこをしていた。


ぬこおおおおおお!!!!

ヌッコオオオオオオオオオ!!!!!


よし決めた。ここだ。ここしかない。
ぬっこがいる教室に、悪い教室はない。

主催の先生が、英語でぬっこの名前を教えてくれた。そこだけは聞き取れた。
やったぞワタシ。小さな一歩だが大きな前進だ。

おネコさまに目を奪われているうちに、マグカップを渡された。

?????

「はい、こっからなんでも好きなお茶いれてね」


キッチンの隅に置かれたカラーボックスに、
電気ポットと幾種類ものお茶パックやコーヒースティックが用意されていた。
各自で勝手にお茶入れて飲む制度らしい。
なんなら夏は冷蔵庫にお茶も冷えている。もちろん勝手に開けて勝手に注ぐのだ。
(レッスン中の水分補給も兼ねている)

ああもう好き。ここ好き。


まだ体験始まってないけど、
なんかもうここ来るために今までうだうだしてた気がする!!!


最高にゲンキンでなんとも都合の良いことを考えながら、
いざ体験レッスンが始まったのであった。


次回へつづく!(たぶん!)


Posted by  tsgmi on 29.2018 ベリーダンス   0 comments

プロフィール

 tsgmi

Author: tsgmi
はぐれ魔女。
あるいは、矛盾の錬金術師。
本業は編集デザイン。
たまに、ないると名乗ります。

ときにカード鑑定してみたり、天然石やハーブをつかって妖しげな術をしてみたり。
たいていワタシのほうが右往左往しています。何か手助けが必要な際は、遠慮無くお声がけを。

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