夢枕にたつ猫


昨年の初めに亡くなった、猫の話です。

その子はとてもとても人懐っこく、いたずらが大好きで、シャイでコワがりで、なによりご飯が大好きでした。
それはもう「食欲の権化」のような子でした。
なにせお腹空いたときには鳴き声まで
「ごあーん。ごあん」
「ごーあーーーーーん!にゃ、にょ!!」

みたいに鳴く子でしたからね。

あちらの世界になかなかなじめなかったのか、こちらを離れがたかったのか。
彼が亡くなった昨年のお正月から秋くらいまで、何度も遊びにやって来ては、夢の中でワタシに甘えて帰っていきました。

夢って、不可思議じゃないですか。
一貫性がなくて、脈絡がなくて。
知ってる人が知らない人で、知らない人が当たり前に友人だったりして。
生きてても、死んでても。
いるはずのない人がいても、まったく不思議に思わない。
気づいた次の瞬間には場面が移りかわり、設定が端から破綻していく、そんなふうに。

けれど彼との夢だけは、違ったのです。
彼が出てくる時は、必ずこう認識しているのです。
「ああ、亡くなったニャンコが遊びに来た」

相方さんが亡くなったあと、何度も彼の夢を見ています。
が、当たり前のように日常に溶け込んでる夢や、亡くなったと知っている夢、まちまちです。

けれどニャンコが出てくる時は一度だってそんな曖昧な夢はありませんでした。
一緒に遊びながら、必ず「亡くなったあの子が遊びにきた」と感じているのです。
あの子はもういない。
ワタシの心にそう上書きされてしまったからでしょうか。
そう考えるのが妥当でしょうけれど、ワタシはあの子が本当に遊びに来ているのだろうと、そういう風に納得しています。
そういうことにしておきます。


はじめは数日おきに来ていたものが、週一くらいになり、隔週くらいになり、月一になり。
彼もワタシも、ゆっくり時間をかけて、ひそやかな「お互いのいない世界」での交流を続けていきました。
そうして去年の秋ごろ。
彼はぱったりと、現れなくなりました。

向こうの世界に馴染んだのかな。逝くべきところへゆけたのかな。

寂しくも喜ばしく思っていましたところ。


今年の春くらいから、また月一くらいで遊びに来るようになりました。
相変わらずの甘ったれで、なつっこくて、いたずらが大好き。
ただの夢かもしれないけれど、それでもやっぱり嬉しくて、
起きたらたまに「今日はよく来たね」なんて写真に声をかけたりしていました。


先日も、ひと月ぶりくらいに、彼が夢の中に出てきました。
夢の中で一緒に遊んでいるうちに半分目が覚めてきて、
「お水とご飯、たくさん食べていきなねー」
なんて寝ぼけながらモゴモゴと声をかけているうちに、また眠ってしまいました。

それからいつものように起き、慌ただしく支度し、仕事に行き。
一日を終え、ひといきついて寝室に戻って来て。
写真たてが視界に入ったので、声をかけようと近づいて…

気づきました。

昨晩、お水いれてたコップを洗って…

なんだかんだ自分の用事をこなしているうちに…

えっと…そういえば…


新しいお水出すの、忘れてた!!!!!!!!!

すっかり、さっぱり!!!!!!




「お水とご飯、たくさん食べてきなね」

じゃないよ!!!!!
なに寝ぼけたこと言ってんだワタシのうすらとんちきー!


彼は腎臓の病気で、体の中に水分を溜めておけなくて。
飲んだはしからオシッコで出てしまい、いつもいつも渇いていました。
何か月も点滴で水分を補給して、どうにか命をつないでいたのです。

そんな彼に、お水は何よりも大事なのでした。



遊びに来たんじゃなかった。

いや、遊びにも来たんだろうけど。

遊んでったし。


そうだけどそうじゃない。

ア、アイツ…

「水出てねーよ!!!!」


って言いにきたんだ(゚Д゚;)








いや、うん、ごめん。ほんとごめん!!




ある日の出来事。そんなお話。


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Posted by  tsgmi on 15.2017 幻想現実譚   1 comments

モロッコ展へいってきました


週末、新宿高島屋で開催されていましたモロッコ展へ行ってきました。

デパートの特設会場内ですので、規模は地域物産展くらいのものでした。
大きなイベントではありませんでしたが、異国の空気をたくさん感じられました。


モロッコの特産品である寄せ木細工、革製品、化粧品、カーペット、
バブーシュや、飾り用のお盆やティーセットなどが主に販売されておりました。

普段なかなか手にできないお品を手にとって見られて、とても楽しかったです。



この日のワタシの目当ては、特設ブースで披露されるベリーダンスのショー。
参加ダンサーさんは日替わりで、1日のうち4〜5回ショーの時間が決まっています。
世界のフェスやコンベンションで活躍されているダンススタジオや
有名ダンサーさんプロデュースのショーを間近で、しかも無料で見られるとても貴重な機会でした。

時間の都合で、見たかったダンサーさんの出演回には間に合いませんでしたが、他の方のショーをたっぷり堪能してまいりました。
各ステージ20分くらいのなかに、いろいろな要素が凝縮されていて、見応えありました。

ムリヤリにでも予定を詰め込んで頑張っておでかけして、良かったデス。
(出かける直前になるとめんどくさくなる病をわずらっておりまして…w)




奮発して買った戦利品たち。

photostudio_1502103572417.jpg

職人さんが1つ1つ丁寧に彩色を施したワイングラス。

向こうは飲み物といえばミントティー、というお国柄なので
ミントティーグラスはよく見かけますが、
ワイングラスはあまり入荷されないので奮発しました。

色のついた液体が透けて、とても素敵です。


photostudio_1502105130614.jpg

お買い物の1番の目的だった本革のバブーシュ。

バブーシュというと、放射状にビーズのついたデザインがメジャーなのですが、
これは生地をくりぬいて透かしにしてあるちょっと変わったタイプ。


photostudio_1502104026822.jpg

アップで撮ってみた。
透かしになってるの、わかりますかね。

あまりこういうデザインは、日本の輸入物ショップに入ってこない(あっても高い)ので、
こういう時にゲットできるのはありがたいのです。



photostudio_1502105008770.jpg

言わずと知れた、王道デザイン。なんかもうバブーシュといえばコレ、みたいな。

いろんなお店がバブーシュを出してましたが、(正直なんかもうバブーシュ・サンダル祭みたいだった)
同じお値段でも、お店や職人さんによって仕立てや型紙が微妙に違っていて
間近でいろいろ見比べて大変勉強になりました。

ちなみに、後ろに移っている冊子はイベントで配布されていたもの。
モロッコについて書かれたフリーペーパーです。


またこういうイベントあればいいのにな。

生きてるうちに一度は行ってみたいものですね。モロッコ。
そしてあの迷宮のような煉瓦と壁の路地をうろついてみたいです。


Posted by  tsgmi on 08.2017 雑記   0 comments

【マジカルオイル】ダイレクトマーケティングヽ(^o^)丿


記事をさぼっている間に、すっかり夏ですね!
みなさま、夏バテなどされてませんでしょうか。
今更ながら、七夕イベントにはたくさんのご参加ありがとうございました。
いろんな楽しいエピソードのご報告をいただいて、わたしも一緒に楽しんでいる気分になりました(・∀・)
色とりどりの石すくいの屋台とか、世界中の舞踏のステージ、見たかった…!!!


さて、お話変わりまして。

先日、マジカルオイルを作っておりました。
この季節は劣化も早くなりますので、できるだけ作り置きを残したくなく、ほぼ受注生産でお受けしています。

うちでお出ししておりますオイルは、それぞれ入る精油の種類や滴数などをリーディングしてレシピを作っております。
人が触れても問題ない濃度になるようにキャリアオイルの量を合わせますので、1度で作るマジカルオイルの量も必然的に決まってしまいます。

サンプル用に数mlだけ欲しかろうが、本依頼と同じだけのオイル、レシピによってはそれ以上の量を作ることになります。

つまり、先日作りたてほやほやのオイルが余っています\(゜Д゜)/

夏は在庫として残しておきたくないなー、ってことで、
引取先をダイレクトマーケティングをしようと思います!


●幸福のオイル(祝福)…1本 売約済み 
●限定解除…1本 売約済み


限定解除¥2000
祝福¥2500

+送料¥360(レターパックライト)

今回お買い上げのかたには、特典オイル4mlのほかに、以下のおまけをつけちゃいます!

・浄化スプレー15ml
または
・ホワイトセージ 約10g


先着順とさせていただきますので、
「おっしゃ引き取ってやろう!」という心温かいかたがいらっしゃいましたら
こちらのコメント欄か、メールフォームからお申し込みください。


それと、こちらでのご報告になってしまいましたが、オイルに関して以下が変更になります。

・特典オイル2ml → 4ml (メーカーで2ml瓶が廃版になりました)
・オイル容量 20ml → 30ml (メーカーが以下同)
  GAIA以外はお値段据え置きでお得! GAIAは200円値上げしてます。
・特典のティーライトキャンドルを廃止させていただきます (メーカーry)

以上、誠に勝手で申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

もし何かご要望がありましたら、遠慮無くお問い合わせくださいませ。
できるだけ、対応できるよう頑張ります。

ではでは!
Posted by  tsgmi on 02.2017 shop関連   1 comments

イシスガーデン七夕祭り2017【妄想イベント】


ここではないどこか
時間も、空間も、種族さえ越えた”生あるものたち”が集う、幻想の空間

大きく息を吸い、ゆっくりと吐き出したら

目を閉じて、
じっと耳をすませてみてください


遠くからかすかにお囃子が、聞こえてきませんか

太鼓、澄んだ鈴、妙なる弦が震える音、風に乗る笛の調べ、
さざめき、笑い声、混じり合う喧騒…

暗闇の向こうに灯る、
淡く小さい、揺らめきの連なり
木々の隙間からのぞく、燃えさかる松明


あなたは、それらに誘われるように、
ゆっくりと足を踏み出します

そこは暗く静かな山道で

聞こえてくるのは
ひんやりとした土を踏みしめる
あなたの足音
夜を寿ぐ鳥や虫たちの鳴き声と
風と踊る木々の葉ずれ

周りには、
何かの気配があるような
ないような

それは、人の吐息か、
この世ならざるものたちか?

でも不思議と怖くはありません

気づけば、足下には
まっすぐ先に伸びる石畳
等間隔に続いている
幾つもの赤い鳥居


一本道を照らすように
木々に渡された
淡く色とりどりの提灯の光が、
ぼんやりと、行(ゆ)き道を示します

あなたが道からはずれないように
光が、邪な輩を寄せ付けないように

あなたは少しひんやりした山道を
ゆっくりと上っていきます

いくつの鳥居を越えたでしょう

山の明かりがだんだんと近くなり、
遠くに聞こえたお囃子や喧騒は
もうすぐそこ

ひときわ大きな石の鳥居が見えたら、
そこが祭の会場です

招待状はお持ちですか
短冊は準備してありますか
願いは決まりましたか

どちらもお忘れでなかったら
どうぞ最後の鳥居をくぐってください

鳥居をくぐったら、色鮮やかな光があふれるお祭り広場

すぐ両脇に大きな大きな竹が見えますね
そこに、あなたの短冊をむすびつけましょう

あなたの願いを、神々がきっと掬い上げてくださるでしょう


さあ、
あとは何するも、
どう過ごすも自由です

真ん中の櫓(やぐら)では、お囃子隊が妙なる調べを奏でています
楽器にご興味が?
ならばぜひともご一緒に
にぎやかな音楽は、いつでも大歓迎です

踊りがお好き?
でしたら、櫓(やぐら)の周りがあなたの舞台
一期一会の出会いを祝し、
宴の参加者たちと心の赴くままに舞いましょう


リンゴ飴、かき氷、フランクフルト、焼き鳥、わたあめ、やきそば…
お祭り定番の屋台から
神々や精霊たちの不思議な食べ物まで
なんでも揃っています

金魚すくいがやりたいですか
それとも射的?
もちろんあります
あなたが遊びたいと思った屋台が
きっと見つかることでしょう

お代?
気にすることはありませんよ
ここにある全てを自由に楽しんでください

でも…そうですね
もし良かったら、

何かを買ったり遊んだりした時は
祭を盛り上げ、裏方で頑張る者たちに
「全き(まったき)夜を」
とお声がけしてください

それが彼らへの労いであり、
代価となりましょう



ちょっと夜の世界に飽きてきましたか?
昼のお庭が恋しい?


でしたら、ちょっとエリアを移動してみましょうか
お祭り広場をまっすぐ抜けた一番奥…
そこに、大きな扉が見えますか
両脇を守る門番に、イシスのお庭への招待状を見せてください


彼らは門をあけ、快くあなたを通してくれるでしょう
夜の広場を抜けると、そこは一転して昼の世界

お庭を散策して、
鳥や蝶と戯れるのも素敵ですね
丹精込めて手入れされた庭をながめながら
ティールームで特製のお茶とお菓子で休憩はいかがですか
もしあなたが、心身の不調をお持ちなら
それらを解きほぐすお茶をリクエストすると良いでしょう
声をかければ、給仕がどんな物も用意してくれるはずです

図書館に興味はおありですか
古今東西、あらゆる娯楽と知識の宝庫
目にしたことがないほどたくさんの書物が収められていることでしょう

おや、ちょっとお疲れですか
では、スパやサロンにご案内しましょう
隣接の宿泊施設に
そのままお泊まりいただいてもけっこうですよ

もし満点の星空が見たくなったなら、
植物園の夜のドームを見上げてください
宵闇にちりばめられた無数の粒が
宝石のように優しい光を届けてくれるでしょう

草花に集う生き物たちも
昼のドームとはまた違った姿を見せてくれるかもしれません


そうして、心身が癒やされたら
現実にお帰りいただいても良いですし
またお祭りに戻ってみてもかまいません

招待状は、期間中何度でもご利用いただけます
もちろん、短冊も

1枚につき、1つの願い
それさえ守っていただけましたら、
何度結んでいただいても大丈夫ですよ
人の願いは尽きないものですからね


ああ、そうそう
この祭には
少々あなたとは姿形のちがう方がたが
たくさんいらっしゃることにお気づきですか

あなたと同じように
あらゆる世界、あらゆる次元から
宴を楽しみに訪れた方がたです

あなたも彼らも、等しく祭の参加者

身分も、種族も、霊格も、
お客様も、スタッフも、

分け隔てることなく
敬意をもって楽しんでください


他者を軽んじたり、おびやかすような行為は御法度です
それを容認する言動も同様です

もし万が一、そういう方がいらっしゃいましたら
すみやかにご退場いただきますのでご注意を

あるいは、誰かにそのような行為をされた場合は
お近くのスタッフか
主催までお知らせくださいね


全き夜に祝福を

すべての魂に安らぎあれ



それでは
これから七日間

心ゆくまで幻想に興じてくださいませ



----

招待状の発行の仕方は、前日の日記をご覧ください


イシスガーデン七夕まつり

2017.7.1-7.7(23:59まで)



■七夕祭り招待状■
たなばた


■イシスガーデン招待状■

Invisitation_card2017_7_1_7.jpg


<短冊>
tanzaku.png



Posted by  tsgmi on 30.2017 スピリチュアル   1 comments

妄想イベント告知


あっという間に7月。七夕の季節です。
ご存じの通り、イシスガーデンでは毎年(だいたい)、
イシスガーデンの奥にある世界樹に願い事を届ける妄想イベントを開催しています。

が、今年はお祭りです!

夜祭ー!!!\(^_^)/


なぜなら、主催が夜祭り大好きだからです。
そして今年は日程があわず、実家の近くの神社でやる夜祭りに行けそうもないからです!!!

だからせめて妄想でぐらい、お祭り行きたいじゃない!!!!
え? 独断と偏見ですが? なにか???

そんなわけで、7月1日から7日間!
イシスガーデンの一部に山道つくって、お祭り空間に改装してもらったよー\(^_^)/
(という設定です)

基本は、ハロウィンイベントと一緒。
掲載した画像が招待状。
画像を見ながら、ポチッと拍手ボタンを押せば参加権が発生します。

拍手ボタンは、招待状が掲載された記事ページのボタンを押してください。

 こちらの告知ページからは、発行されませんのでご注意を!


あとは好きな時に、たくさんの提灯に彩られた夜の山道をのぼって、お祭り広場まで起こしください。
いつ行っても、夜祭りです。そういう設定です。

そうそう、願い事の短冊も忘れずに!
短冊画像に願いを込めて、一緒に持ってきてくださいね!

今回はおやつの持ち込みは必須ではありません。
一応、奉納台は設置しますが、なくてもOKです。

が、屋台で何かお買い物をする時は、「全き(まったき)夜を」とお返事してあげてください。
(それが労いというか、通貨代わりです。)


また、ティーサロンやスパ、図書館などのある通常のガーデン区画へ行きたい方は、
お祭り広場の奥、入り口が別になります。
別の招待状が必要になりますのでご注意ください。

ではでは、開催までしばしのお待ちを!

Posted by  tsgmi on 30.2017 スピリチュアル   0 comments

プロフィール

 tsgmi

Author: tsgmi
はぐれ魔女。
あるいは、矛盾の錬金術師。
本業は編集デザイン。

ときにカード鑑定してみたり、天然石やハーブをつかって妖しげな術をしてみたり。
たいていワタシのほうが右往左往しています。何か手助けが必要な際は、遠慮無くお声がけを。

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